現在フェルデンクライストレーニングの真っ最中です。
トレーニングに入ると15日間畑に行く時間はないので、直前の23日に陸稲のための苗床を準備しました。
そのUPさえできずにいたのですが、本日はなか日のお休み。
ゆっくりコーヒー飲みながらUPしています。
陸稲ですが、昨年は芽出し後の種籾を、基本的にポットやトレー・プラグトレーで苗を育ててみました。
それから、余った分を畑のあちこちの畝に直播きしてみました。
種まきが去年のトレーニング前だったため、その後の水・温度管理がマメにできず、また家の物干が占領されてしまうということで、どうもこれはウチでは不向き。
苗の育ち具合に関しても、結局状態の良い畝に直播きしたものが一番元気で、定植後の生育・最終的な穂の大きさともに良かった、と考えてよいと思います。
なので今年は、一般的な米つくりのタイミングからすると随分遅くなりますが、トレーニング後つまり5月中旬、十分気温も上がってきてから苗床に直播きをして、穴あきビニールトンネルでの若干の加温と水管理、というやり方をしてみたいと思います。
もちろん、芽出しをして無事に発芽すれば、なんですが。。。
前置き長くなりました。
その苗床、どこにしようか?ということで、集水穴横の3連畝のところを使うことにしました。
ここ、ほぼ放置状態にしていたので、またまたスギナが活躍を始めています。
先日一回草刈りをして刈ったものを畝上に乗せておいたのですが、この季節あっという間に次の季節の草が生えてきます。ので、まずは草刈り後いったんよそにどけておいて。
表土はこんな感じ。分解しかけのおいしい籾殻混じりです。
ぱっと見悪くないのですが、浅いところに雑草の根が細かく入り組んで層を作っています。
ということは、その範囲より下が締まっている、酸素不足ということになるのでしょう。たぶん。
そこで、とにかくこのおいしい表土をまず土嚢袋に詰めて確保。3袋分くらい。
さて、それからどうしよう。。。
この3本の畝をどう改良すべきか決めかねていたので、いったん長考。
で、とにかく端2本はそのままにして、その中に畝やら溝やらを作っていく方針に。
あとは作業手順。土の移動や溝をどうパズルのようにうまくやっていくか・・・
というのを、考えると迷路にハマったのでやめた(^^;)
まずは動く。ということで、おもむろにフォークで崩す。
そのうち掛け替えた古い簾を何かに使えるかと持って来てあったのを思い出し、これを溝の整形に使うことにします。
中1列の畝と両脇の溝をほぐした後、丸めた簾を2段に積んでから土を寄せて畝の片側をざっと整形。
上段の簾を抜いてその上に竹チップをすぐ詰めて崩れないようにしながら、抜いた簾を反対側の溝のところに。
その上にも竹チップを入れつつ土も寄せながら整形し、今度は真ん中に一本溝を掘り、そこにもすかさずチップを詰める。
確保してあった表土を戻し、籾殻を1cm厚くらいにマルチ。
で、シートをかけて半月寝かせておきます。
苗床準備完了。
ついでに本日の収穫。
トウ立ちしかけてきたイタリアンパセリです。すごい量だし、太いところはまるでセロリのよう。
これをどう食べたか、どう保存したかは、また後日。
あとリーフレタスの生育差がすごいです。
こちら、深耕畝のほう。
こちら大畝の麦の陰。
同じ日に蒔いたんですけどね。
深耕畝は、播種直後からしばらくの間トンネルをしていたので、まだ寒い朝もあった時期にうまく加温できていた、ということもあるし日当りの違いもありますが、やっぱり畝の元気さの違いが大きいのでしょう。
今日畑を覗きに行けたら、深耕畝のほう、ぼちぼち間引きを兼ねて収穫できるかもしれません。